表題番号:2018K-003 日付:2019/04/12
研究課題大正期における梅蘭芳訪日公演の研究‐調査資料の公開と研究成果刊行に向けて
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 平林 宣和
研究成果概要
 報告者はこれまで、中国の京劇俳優梅蘭芳が1919年に行った初の日本公演の研究を進めてきた。それから百年となる2019年に、関連の研究成果を公にすることが、今回特定課題の助成を得た主な目的である。
 2019年1月、北京で訪日百周年記念シンポジウムが開催され、報告者は当時の日本における梅蘭芳の受容について発表した。この報告は、年内に論文集にまとめられる予定である。このほか2018年10月23日に大隈講堂で行われた上海崑劇団の公演において、梅蘭芳初訪日時に演じられた崑劇に関する報告を行い、同時に上海崑劇団には当時梅蘭芳が披露した芝居を演じてもらった。
 上記活動を通して、特定課題の助成を得た当初の目的は達成できたといえるであろう。