表題番号:2018B-358 日付:2019/04/05
研究課題トランスカルチャー下における身体同調が好意形成に及ぼす影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等研究所 准教授 北村 美穂
研究成果概要
非言語情報の表出や認知は、文化普遍的な側面を持つ一方、文化固有の特性も内包している。文化固有の身体特徴は、主に発達の過程で獲得されていくが、異文化環境への長期滞在など異文化への適応過程でも同様に獲得可能であり、本課題は、こうした文化適応下における身体特徴の同調や非同調が、好意形成にどのような影響を及ぼすか明らかにするために実施された。初年度である本年は、身体動作を計測するためのモーションキャプチャー装置のセットアップをおこない、同質文化内での会話時の身体同調についてのサンプルデータの計測を試みた。機材のセットアップが順調に進んだことから、次年度以降の研究促進が見込まれる。