表題番号:2018B-339 日付:2019/02/03
研究課題中等教育で使用できるクロマトグラフィーの教材化に関する基礎研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 竹田 淳一郎
研究成果概要

物質の分離は化学において基本的でかつ重要な技術であり、研究分野としても一大領域を占めている。本研究では、いままでに報告されているイオン交換樹脂を使った実験を参考にして、クロマトグラフィーを使った新しい教材の開発を試みた。通常銅イオンの定量は吸光光度法によるものが一般的であるが、高価な機材が必要であるために中等教育の段階では障害が大きい。しかし本研究による方法ならば安価でかつ精度の高い定量が可能である。今後は、実際に授業で使用してその効果を検証していく予定である。