表題番号:2018B-327
日付:2019/04/05
研究課題日本語学習者のためのAJ Can-do statementsの開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 日本語教育研究センター | 講師 | 伊藤 奈津美 |
(連携研究者) | 日本語教育研究センター | 講師(任期付) | 岩下 智彦 |
(連携研究者) | 日本語教育研究センター | 講師(任期付) | 沖本 与子 |
- 研究成果概要
- 大学で学ぶ日本語学習者のアカデミック・ジャパニーズ(AJ)能力と卒業後に日本企業で働く際に必要とされるbusiness Japanese(BJ)能力の連関を図り、AJの学びがBJに活かせるようAJ to BJ Can-do Statements(以下CDS)の開発を目指している。CDSは能力記述文であり、学習者はCDSから自身の言語能力を自己評価することができる。筆者らはこれまでAJ CDSの開発に取り組んできた。開発したAJ CDSにより、調査対象機関の学習者を初
級から上級前半の6レベルに位置付けることができる。本研究では、3か所の高等教育機関に所属する日本語能力が中上級レベル以上の留学生を対象にAJ CDSとBJ CDSの調査を行った。BJ CDSは葦原(2014)のBJ CDSを使用した。