表題番号:2018B-324 日付:2019/04/02
研究課題年少者日本語教育に関わる実践者の実践力向上を目指す持続可能な方法の開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院日本語教育研究科 教授 川上 郁雄
研究成果概要

 本研究は、日本語教育研究科が2008年より三重県鈴鹿市教育委員会と「教育支援に関する協定」を締結し、鈴鹿市内の40校の公立小中学校で展開している日本語教育実践の枠組みを検証し、教育現場の教員が「JSLバンドスケール」(川上郁雄研究室開発)をどのように利用しているのか、また日本語教育の実践にどう生かしているかを現地の調査を踏まえて明らかにし、それをもとに、実践者の資質を向上させるための持続可能な方法を探究することを目的に実施された。本「協定」は1期3年の協定期間で、4回継続されたので、2018年度は4期目の2年目に当たる。したがって、本研究は、これまでの11年間の日本語教育支援システムを分析した。