表題番号:2018B-320 日付:2019/03/20
研究課題紛争の海からコモンズの海へ-基礎研究と臨床研究との相渉
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 教授 早瀬 晋三
(連携研究者) 早稲田大学国際学術院 教授 池島大策
(連携研究者) 早稲田大学社会科学総合学術院 准教授 君塚弘恭
(連携研究者) 京都大学大学院文学研究科 教授 金澤周作
(連携研究者) 慶應義塾大学商学部 教授 新井和広
(連携研究者) 東洋大学社会学部 准教授 長津一史
研究成果概要
 国益を守る政策を尊重しつつ、市民・生活者の目線で環境・資源の保全をはかり、紛争を回避する方途を探る。近年、日本周辺海域で、無人島などをめぐる領有権争いが問題になっている。本研究は、海を共有物と考えるコモンズの思想が古今東西で発達してきたことに注目し、歴史学、社会学、人類学などの基礎研究から問い、国を超えた地域(リージョン)や地方(ローカル)の生活者の目線から解決の糸口を見出そうとするものである。本年度は、10月21日(日)早稲田大学、12月15日(土)京都大学で研究会をおこなった。より視野を広くし、深みのある議論ができ、本格的な研究・議論に発展できる準備が充分整った。