表題番号:2018B-316
日付:2019/04/04
研究課題原子力災害におけるリスク・コミュニケーションと社会的受容性モデルの開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 | 教授 | 松岡 俊二 |
- 研究成果概要
- 本研究「原子力災害におけるリスク・コミュニケーションと社会的受容性モデルの開発」は、原子力災害の被災地・福島を対象に、原子力災害からの復興過程におけるリスク・コミュニケーションのプロセスを、科学技術社会論における欠如モデルと文脈モデルという視角から分析し、これら2つのモデルの意義と限界を明らかにした。さらに、原発事故により失われた社会的信頼の再建のためには、新たな社会モデルの開発が必要であるとの考えから、Wüstenhagen et al.(2007)や丸山(2014)らが展開してきた社会的受容性論に着目し、社会的相互受容性に基づくリスク・コミュニケーション・モデルの開発に挑戦した。