表題番号:2018B-311
日付:2019/02/27
研究課題集合知メカニズムにおける情報設計の理論・実験・シミュレーション
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 国際学術院 国際教養学部 | 准教授 | 石川 竜一郎 |
- 研究成果概要
- 本研究では、限定合理的主体が限られた経験の中で、社会をどのように認識するかを考察する。また、そのような主体の認識を補完し、円滑なコミュニケーションや経済活動を促す役割を社会制度が果たすという観点から、適切な制度設計について分析する。これを進めるために、限定合理的主体が経験を考慮し、自らの意思決定の基準を形成する理論の構築を「事例ベース意思決定理論」に基づいて行った。また、熟議の民主主義などで考察されるコミュニケーションの場を分析するための理論を動的認識論理とメカニズムデザイン理論を用いることで発展させた。