表題番号:2018B-298
日付:2019/04/04
研究課題ランニングの新しい概念に基づく正しい走動作獲得法の開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 教授 | 彼末 一之 |
(連携研究者) | スポーツ科学研究科 | 悠太 | 後藤 |
- 研究成果概要
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本研究は「正しいランニングフォーム」の重要性を検証し、それを身につけるプログラムを確立する事を目標とした研究である。幼児・児童の基本的な走運動の特性を測定した結果、10歳前後で成人の特性を獲得する可能性が示唆された。また、指導プログラムを検討するために、小学6年生24名を対象に走動作を改善させる指導(週2回、計8回)を行った。指導の前後で疾走タイムや最大疾走速度に有意な改善は認められなかった。しかし、それらの要因の一つに参加した児童の疾走能力が高かったことが挙げられる。本研究で用いた指導プログラムは指導者数の確保や実施する指導プログラム内容について再検討する必要があるだろう。