表題番号:2018B-285 日付:2019/04/10
研究課題間隙通過の可否判断で利用される生態学的な視覚情報に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 三嶋 博之
(連携研究者) 人間科学学術院 教授 古山宣洋
研究成果概要
 人が間隙を通過する際に利用する光学情報の種類が、移動時の経路制御の困難さ/容易さに及ぼす影響について検討するための予備的な検討を、主として計算機上での数値シミュレーションによって実施した。数値シミュレーションにおいては、間隙への接近にともなって変化する視覚情報のうち、行為者が利用する可能性のある複数の変数(視角およびその関連量)を選択し、想定される複数の侵入経路での変動について検討した。また、実環境における検証実験を実施するための実験機材について試作・試運転を行い、その仕様について検討・確定した。本助成で準備された成果に基づき、新規採択された基盤研究(C)(課題番号: 19K03373)にて研究を継続する。