表題番号:2018B-259 日付:2019/03/27
研究課題離島におけるアロマザリングの空間的広がりと時間的つながりの研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 根ケ山 光一
(連携研究者) 中京大学 教授 小島康生
(連携研究者) 早稲田大学 教授 外山紀子
(連携研究者) 東京家政大学 助教 石島このみ
(連携研究者) 群馬県立女子大学 教授 宮内洋
(連携研究者) 北海道大学 准教授 川田学
研究成果概要
 沖縄県多良間島において複数のアロマザリングシステムのネットワークの中で子どもがどのように発達するか調査した。まず幼稚園児が降園後どこで過ごすか、また小学生を対象に、集落の各所を撮影した写真がどこであるかが答えられるか,個別実験を行った。その結果、多良間の子どもたちは地域に豊かなネットワークを形づくり、面的な広がりのなかで行動していることがわかった。さらに多良間島と関東において育児中の保護者を対象に、どのようなソーシャルネットワークのなかで育児を行っているかコンボイモデルの聞き取りによって明らかにした。その結果、多良間の保護者は関東地区より豊かなネットワークを有している傾向が示唆された。