表題番号:2018B-235 日付:2019/03/12
研究課題ディープラーニングを用いたプロセス産業のオペレータ支援機能に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 藤村 茂
研究成果概要
第4次産業革命の実現やIoTの導入を日本のプロセス産業で成功させるため,プロセス制御監視システムによって蓄積されてきた時々刻々変化する時系列データを利用し,ディープラーニング技術を応用したオペレータ支援用のモデルを構築する.今年度は,プロセスオペレータの支援機能を実現する基本的なモデルを提案し,その有効性を確認した.このモデルは,複数のプロセス時系列データを入力として,予測したい一つのプロセス時系列データの将来の挙動を予測するモデルであり,予測した正常データと異常データの乖離から異常状態を検知しオペレータに通知できることを確認した.