表題番号:2018B-234 日付:2019/03/07
研究課題実環境下における高臨場インタラクティブ応用のための超低遅延映像処理システムの実現
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 池永 剛
研究成果概要
次世代の超臨場感インタラクティブ応用のコアとなる、超高速、超低遅延映像処理システムの実現を目的として研究を行った。前年度実現した局所特徴量処理としてORBのロバスト化のため、剛体を想定した種々の変形に対する頑健性の向上に焦点を当てて取り組んだ。キーポイントを加える際に部分的にアップデートする手法、ハミング距離に基づく柔軟なROI算出方法、中心に重みを置いたリカバリー手法などの考案した。提案アルゴリズムに対するハードウェアを実現し、FPGAに実装した結果、VGA動画を、784fpsのフレームレート、0.8msの遅延で処理できることを実証した。本研究に関連する成果として、2件のIEICEの英文誌、5件の国際会議に採択された。