表題番号:2018B-233 日付:2019/03/26
研究課題次世代人工知能を可能とする脳シミュレータエンジンの研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 馬場 孝明
(連携研究者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 大澤 隆
(連携研究者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 准教授 髙畑 清人
(連携研究者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 講師 片山 光亮
研究成果概要

次世代人工知能は現状を5000倍高速化した脳シミュレータエンジンを用いたニューラルネットワークにより可能となるため、高速化の根拠となる各要素の解析を行った。各要素は、① ニューラルネットに特化したアーキテクチャを用いた超高速プロセッサ、② ディジタル積和演算を電流モードアナログ演算により置き換えた超低消費電力演算器、③ 多重化技術を用いた超大容量光インターコネクト通信からなり、これらの要素は、回路・電磁界・機能シミュレーション技術により解析され、成果の一部は論文・国際会議・国内研究会で発表された。これらの成果を踏まえることで、5000倍高速化した脳シミュレータエンジンが達成可能な方向性を見出すことができた。