表題番号:2018B-215
日付:2019/04/08
研究課題強誘電性結晶硫酸トリグリシンのキラリティ制御機構の解明
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 朝日 透 |
- 研究成果概要
- キラル分子であるL体およびD体のアラニン、乳酸、スレオニン、セリンを硫酸トリグリシン(Triglycine sulfate ; TGS)にドープした結晶において、アラニンドープTGS(alanine-doped TGS ; ATGS)のみ、アラニンのキラリティによってTGS結晶のキラリティが偏ることを見出した。また、ATGSの結晶構造を決定し、アラニンがTGS結晶のキラリティを決定する分子と置換する可能性があることが分かり、アラニンのキラリティによってTGS結晶のキラリティが制御される機構の解明の手掛かりを得た。