表題番号:2018B-195
日付:2019/03/28
研究課題新規ペプチド性タグ創出のためのヘテロキラルランダムペプチドライブラリの構築と利用
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 小出 隆規 |
(連携研究者) | 先進理工学部 化学・生命化学科 | 助教 | 増田亮 |
(連携研究者) | 先進理工学部 化学・生命化学科 | 大学院生 | 宇田川雛子 |
- 研究成果概要
ランダムペプチドライブラリは、モノクローナル抗体(mAb)に対するepitopeの同定あるいはepitopeを模倣するmimotopeの取得に有用である。これまでにファージディスプレイ系によるランダムペプチドライブラリからmAbに対する数々のepitope/momotopeが取得されてきた。本研究では、探索可能なケミカルスペースを拡張するために、L、D-アミノ酸が混在したヘテロキラルなペプチドをも探索範囲に含めたランダムライブラリからのスクリーニングシステムを開発した。本ペプチドライブラリは従来のsplit-and-mix法を応用して構築した。この中から抗エンドルフィンmAbに対するヘテロキラルなmimotopeを複数取得できた。その中には、μ-オピオイド受容体特異的なリガンドとして働く新規ペプチドも見つかった。