表題番号:2018B-189 日付:2019/04/09
研究課題圧電アロステリーによるメカノトランスダクションの定量解析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 助手 大貫 隼
(連携研究者) 早大・物理応物 教授 高野 光則
研究成果概要
真核細胞に最も多く含まれるタンパク質アクチンは、アデノシン三リン酸の加水分解という化学的入力を分子間相互作用変化へと変換するケモトランスダクション、さらに張力という力学的入力を分子間相互作用へと変換するメカノトランスダクションを行い、自身の重合・脱重合を制御することで細胞運動を駆動する。本研究では化学的入力、力学的入力に対するアクチンの応答を大規模分子動力学計算により調査し、アクチンの誘電性・圧電性に起因した分子内情報伝達機構(アロステリー)が存在することを発見した。そしてこの静電的応答が分子間結合を制御できることを相互作用エネルギー解析から示した。