表題番号:2018B-154 日付:2019/11/11
研究課題人間に行動変容を促す機械システムの設計論の構築
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 准教授 石井 裕之
研究成果概要

本研究では,人間に行動変容を促すロボットシステムとして,児童とインタラクションを行うボール型ロボットの開発に取り組んだ.開発したボール型ロボットは直径が約20cmで,内蔵された機構によって跳躍することが可能となっている.跳躍機構は,モータの回転によってばねにエネルギを蓄積し,それを瞬間的に開放することで跳躍力を得る.また跳躍の方向を変化させる機構も備えており,任意の方向へ跳躍することが可能となっている.加えて,形状記憶合金と布で製作された柔軟な外装を有しており,児童がボールに接触する場面での安全性を確保している.