表題番号:2018B-126
日付:2019/02/06
研究課題地質基盤・社会造形の編年構成を加えた東アジア長期的持続地域の比較研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 教授 | 中谷 礼仁 |
(連携研究者) | 千葉大学 | 剛 | 木下 |
(連携研究者) | 京都府立大学 | 法子 | 松田 |
(連携研究者) | 京都大学 | 曉 | 菊地 |
- 研究成果概要
- 2018年11月に日本側教員学生13名と中国雲南大学の教員学生15名からなる日中共同調査チームで、雲南省の三江併流地域に位置する複数の山地少数民族集落における実地調査を行った。横断山脈を迂回するルートで対象地域周辺の地質地形環境の概観を悉皆的に確認した。また、長期持続集落・千年村研究で構築された方法論は海外においても汎用性があることが確認され、持続の観点から集落を考察する新たな示唆を得た。さらに日中教員によるミニレクチャー、指導層の運営を元に中国学生と日本学生によるワークショップ・セッションが行われ、集落の持続的変容プロセスにおける両国両校の活発的な意見交換が行われ、共同研究調査の方法論が確立された。