表題番号:2018B-121
日付:2019/02/06
研究課題額縁への先入観を活用した実世界の対象に人の目を自然と向けさせるメディア技術
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 准教授 | 橋田 朋子 |
- 研究成果概要
- 本研究では“人の勘違い”や“機械の誤認識”を積極的に活用し「日常空間の対象に自然と目を向け新たな視点で見たり考えたりすることを触発するメディア」を創出した.具体的には人がその先にあるものを何か深い意味を持った鑑賞すべき対象と思ってしまう“モノ”として美術用品に着目し,特に“額縁”を実世界に配置して自律的に動かすことで, 人が日常空間の対象に自然と目を向ける装置を開発した. さらに鑑賞の対象となった景色により興味を喚起する手法として, 対象を誤認識させ少しとぼけた作品タイトルを自動生成する手法や,額縁で切り取られた対象の視覚的顕著性を可逆的に変える透明ピクセル化フィルタの検討・開発を行った.