表題番号:2018B-084 日付:2019/09/18
研究課題五感の相乗効果による音楽消費と新市場の創造
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 大学院経営管理研究科 教授 川上 智子
研究成果概要

本研究は高度な科学技術を応用して,クラシック音楽を中心とするコンサート会場における音楽消費の新たなあり方の可能性を探り,その効果を定量的に測定することを目標として行った。具体的には,ソニー株式会社が技術開発したモーション・ソニックを利用し,クラシックのコンサートに空手の演武を組み合わせたコンサートを32日に新宿オペラシティで開催した。その演目であるカルメン協奏曲を事前に室内で視聴した場合と,コンサート当日に会場で視聴した場合の2回について,株式会社ジンズが開発したJINS MEMEでリラックス度の測定を行った。来場者にも質問票調査を行い,分析結果に基づいて音楽消費の新たな可能性を考察した。