表題番号:2018B-059
日付:2019/03/25
研究課題相同クロマチン繊維間に見られる自己集合現象の駆動原理の解明
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 教授 | 大山 隆 |
- 研究成果概要
- 我々は、相同DNA間や相同ヌクレオソーム間で自発的な集合現象(自己集合)が起きることを世界に先駆けて見出し、報告した。今回、このような集合現象が、RNAの相同分子間でも起きるか否かについて検討を始めることした。具体的には、合成DNA(転写鋳型)とT7RNAポリメラーゼを用いてPSTVd(potato spindle tuber viroid:ジャガイモやせいもウイロイド)の塩基配列に相当する数種類のRNA断片を試験管内で合成した。現在、電気泳動における各分子の挙動について、鋭意解析を進めている。