表題番号:2018B-045 日付:2019/02/04
研究課題越境する軍事史―19世紀を中心とした人と学知の交流
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文学部 教授 谷口 眞子
(連携研究者) 文学学術院 教授 柳澤明
(連携研究者) 教育・総合科学学術院 教授 小松香織
研究成果概要
谷口眞子はリール大学主催の国際シンポジウムで、研究発表「武力行使権のゆくえ-軍隊・警察の創設と身分制社会の変容」を行った。また論文2本(「1930年代の日本における「葉隠」の普及過程」・「「軍人勅諭」再考―西周「勅諭稿」との比較を通じて―」)を刊行した。ドイツ・ハレ大学からドイツ史・日本史研究者のティノ・シェルツ氏を、フランス・リール大学からフランス史研究者のカトリーヌ・ドニ氏を招聘し、それぞれ2回ずつ、合計4回の研究集会を開催した。また研究補助者を雇用し、軍人の移動を調査するための基礎的データとなる日本陸軍軍人のうち、海外駐在経験者を選び出した履歴データを作成した。