表題番号:2018B-020 日付:2020/02/20
研究課題デザインプロセスに着眼した日本独自のデザイン保護法の立法提言
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 高林 龍
研究成果概要
デザインプロセスと法的保護の関係の分析に焦点を当てて、デザインの現場やデザイン学などの知見をふまえ、保護対象の検討し、他の知的財産法による保護との関係の位置づけの検討に着手することを予定していた。
 建築物の外観・内装のデザインを新たに保護対象とすることを含む「特許法等の一部を改正する法律案」が、2019年通常国会に上程されたことを背景に、シンポジウム「空間デザインセミナー」(2019年3月18日)を実施した。従来の議論がどこまで妥当するのか必ずしも明らかでなく、他の隣接する知的財産法による保護も存在する空間デザインにつき、改正案を軸に、デザインの現場の意見を参照し、課題と展望を明らかにした。