表題番号:2018B-019 日付:2020/02/19
研究課題問題発見能力と問題解決能力を備えた知財人材養成メソッドの構築―考える知財教育-
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 高林 龍
研究成果概要
 本特定課題においては、リカレント教育が盛んな北米・欧州の知財研究者を招聘して、カリキュラム構築に向けた問題点の析出・分析を行うこととしていた。
 特許法の注目論点に関する一般公開の講演会を開催することにより、リカレント教育の対象となる知的財産法に関心を有する社会人への模擬講義の実施を計画し、知的財産法制国際講演会「国を跨いだ特許権侵害紛争の解決と属地主義の帰趨?属地主義は死んだのか?」(2019年2月7日、早稲田大学)を開催した。特許法の属地主義の原則と、近時の米国連邦最高裁判決との関係をテーマとして、ミネソタ大T.Cotter教授にご講演いただき、日本法の立場から研究代表者がコメンテーターとして、議論を行った。