表題番号:2018B-016 日付:2019/04/07
研究課題氾濫するカタカナ語の言語(英語・日本語)学習に対する影響の調査と対応策の提案
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 原田 康也
(連携研究者) 法学学術院 教授 首藤 佐智子
(連携研究者) 法学学術院 教授 武黒 麻紀子
(連携研究者) 本庄高等学院 教諭 赤塚 祐哉
研究成果概要

 外来語の活用は本来的には言語の語彙を豊かにし、その表現力を高める可能性があるが、近年の日本語におけるカタカナ語の使用は乱用から氾濫の域に達し、日本語・外国語の学習に対する悪影響が懸念されるまでになっている。

(1) 市販のファッション雑誌・子供向け雑誌などを購入し、カタカナ語の濫用と思われる事例を収集した。

(2) 日本人英語学習者(高校生・大学生)の発話データから、英語学習におけるカタカナ語の影響を検討した。

(3) 駅などの公共の場並びに観光地などでの言語景観調査(使用されている文字の言語・字種等の調査)について検討を進めた。

(4) これまでの研究準備の経緯と経過について、国内の研究会並びに海外の学会などで発表した。