表題番号:2018A-035 日付:2019/04/03
研究課題少数多体系に対するフォーメーション解析の発展
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 山崎 義弘
研究成果概要
少数多体系の集団的性質をフォーメーションとしてとらえ、主に以下の研究を実施した。
(1) サッカーのトラッキングデータを用いてフォーメーション解析を行った。
これまでの手法では、複数の試合を統一してフォーメーションの分類を行うことが困難であった。
本研究では、この点を克服するため、ドロネー法の拡張を行った。
(2) フォーメーション解析に対する一般的な手法を考案し、
フェンシングを行っている選手の姿勢に関するデータベースを構築し、データベースに基づく時系列解析を行った。
(3) フォーメーション解析をVicsek model に適用し、2つの自己駆動粒子が隣接関係となる時間の頻度分布に対する解析を行った。