表題番号:2018A-009 日付:2019/03/11
研究課題日本におけるトーテミズムの発生に関する考古学的研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文学部 教授 高橋 龍三郎
研究成果概要
本年度は、大学の特別研究期間制度の適用を受け、英国のイーストアングリア大学センズベリー研究所に客員研究員として在籍し、特定課題研究Aに関して以下の項目について研究した。 1.パプアニューギニアの民族誌に関する文献を収集購読して論文執筆および現地調査に備えた。2.縄文遺跡出土の動物形把手を持つ土器につき、遺跡発掘報告書や博物館資料(山梨県立考古博物館)からリストアップする作業を実施した。3.縄文中期の氏族制成立前夜の社会様態について検討した。4.パプアニューギニアの民族誌調査は、調査地近くで賊集団が銃撃事件を引き起こしたため、安全が確保できなかったために中止した