表題番号:2017S-177 日付:2018/02/15
研究課題ペットの生活習慣病予防を目指した遺伝子診断法の開発とその教材化に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 秋山 和広
研究成果概要
本研究では、高等学校の『生物』で扱うPCR法(ポリメラーゼ連鎖反応法)を利用して、高校生が遺伝子変異の有無を自らの手で検証可能な教材の開発を行った。検出用サンプルに関して、高校生にとって比較的身近なペット(犬)に着目し、教材化を図った。その結果、犬の高尿酸血症の発症に係る遺伝子の変異をPCR法のみで検出可能な実験系の構築を行うことが可能となった。また、現在、本研究を利用して、高校生が課題研究を進められるようになっている。今後も更なる教材化を図り、高校生を対象としたバイオテクノロジーの普及に努めたいと考えている。