表題番号:2017S-152 日付:2018/04/03
研究課題児童の座位行動が学力および体力に与える影響の解明
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 准教授 石井 香織
研究成果概要
子どもの長時間の座位行動と学力・体力との関連を明らかにすることを目的とした。小学校3-6年生を対象とし、質問紙への回答を求めた。体力・学力のデータは学校より得た。調査内容は、平日及び休日の場面別座位時間 (読書/音楽鑑賞、テレビ視聴、テレビ/ビデオゲーム利用、インターネット利用、学業、夜間の携帯電話利用、車移動)、学校の学業成績、新体力テスト、社会人口学的要因(性、学年、身長、体重)、中等度以上身体活動とした。座位行動とアウトカムとの関連について、社会人口統計学的要因及び身体活動を調整変数とした相関係数を算出した。本研究の結果より、学業以外の座位行動の長さは体力及び学業成績の悪さとの有意な相関が認められた。