表題番号:2017S-143
日付:2018/04/02
研究課題依存性回復過程における代替行動測定尺度の開発および信頼性と妥当性の検討
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 講師 | 野村 和孝 |
(連携研究者) | 早稲田大学大学院人間科学研究科 | 博士後期課程 | 田中 佑樹 |
(連携研究者) | 早稲田大学人間科学学術院 | 教授 | 嶋田 洋徳 |
(連携研究者) | 医療法人社団祐和会大石クリニック | 医師 | 大石 裕代 |
(連携研究者) | 医療法人社団祐和会大石クリニック | 医師 | 大石 雅之 |
- 研究成果概要
- 司法・犯罪分野における依存症対策として,認知行動療法に基づくプログラムが実施されている。そのため,依存行動の代替行動の獲得の程度の評価が課題とされている。本研究では,依存行動の役割を踏まえた代替行動測定尺度を開発し,信頼性と妥当性を検討することを目的とする。民間の精神科クリニックに通院中の依存症患者を調査対象として,代替行動について回答を求めた。収集された項目について,KJ法を用いた分類を行なった結果,代替行動は15の概念に分類された。そこで,分類された15の概念に基づき,信頼性と妥当性の検討を目的としたデータ収集をすすめており,データが揃い次第,分析,結果のとりまとめ,および成果の公表を行う予定である。