表題番号:2017S-134 日付:2018/03/28
研究課題ネパール北西部における食糧事情-援助米による影響と食事の栄養についての調査-
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 先端社会科学研究所 助手 岩間 春芽
研究成果概要
2017年12月10日から2018年1月11日の約1か月間、ネパールで調査を行った。数日かけてカトマンズから北西部に移動し、前半に1世帯の3日間の食事について調理時に立ち会い詳細を調べる方法(食事記録法)による調査を行った。カトマンズに戻ってからは文献収集や関係機関の訪問を行い、ネパールの食品成分表の最新版を入手することができた。データの分析は完全に終わってはいないが、調査村の食事は都市部と比べると基本的な構成(ダルバート、タルカリ、ロティなど)は変わらないものの、油や砂糖の使用が控えめである傾向がみられた。微量栄養素の調査では血液検査を行う必要があり、自分自身の専門性からその調査については断念した。