表題番号:2017S-111
日付:2018/04/03
研究課題AMPからのATP再生系を共役させたアデニル化酵素によるアミド化合物生産
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 助手 | 鈴木 伸 |
- 研究成果概要
- アデニル化酵素を利用したアミド化合物合成反応の実用化に向け、合成可能なアミド化合物の拡張および反応に必要な高価なATPの供給法構築を検討した。Bacillus subtilis 168由来DhbEが安息香酸および15種類の安息香酸一置換体を基質とすることを見出し、これらとヒドロキシルアミンあるいはプロリンが結合した芳香族カルボン酸アミドの合成に成功した。ATP供給法に関しては、ホスホエノールピルビン酸とアデニル化酵素による反応で生成するAMPおよびピロリン酸からATPを合成可能なpyruvate phosphate dikinaseを利用したATP再生系を構築し、実反応系における有効性を確認した。