表題番号:2017K-387 日付:2018/04/09
研究課題「発音指導用教材」を用いた音声教育実践活動の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) グローバルエデュケーションセンター 助手 千 仙永
研究成果概要
 本研究は、日本語音声教育の発展に貢献すべく、「発音指導用教材」(以下、「教材」)の効果を検証するものである。具体的には、日本国内外の教師に「教材」を提供し、音声教育実践の機会を設けた(調査Ⅰ)。また、調査Ⅰの成果を踏まえ、海外の学習者を対象にワークショップを開催し、発音学習の機会を設けた(調査Ⅱ)。
 教師は、「教材」を用いた実践活動をとおして、学習者が日本語の発音に意識を向けるようにさまざまな工夫を行っており、発音指導の意義を考えさせられたことがわかった。また、学習者は、自身の日本語発音の特徴に気づかされ、発音学習に対する意識の変化が見られた。
 上記の研究成果をまとめ、2018年8月研究発表を行う。