表題番号:2017K-380 日付:2018/03/08
研究課題大学院生が学部生を指導する大規模ライティング授業における履修者と指導者の学び
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) グローバルエデュケーションセンター 准教授 太田 裕子
研究成果概要

大学院生指導者が学部生を指導するアカデミック・ライティング授業において、指導者が何をどのように学んでいるのかを目的として、指導者16名と面談を行った。指導者の学びには、以下の内容があった。1)研修授業で学んだ文章作成技能のより深い理解。2)履修者の文章を、文章作成技能の観点から読み込み評価する的確さと速度の向上。3)履修者に伝わりやすい指導方法の模索、試行、改善。4)履修者個人の成長を長期的に見る視点の獲得。5)非対面での指導環境における履修者とのコミュニケーション方法の改善。指導者は、これらの学びを、指導実践と、文章評価基準を共有するミーティングにおける他の指導者との議論の両輪によって深めていた。