表題番号:2017K-358 日付:2018/04/07
研究課題ICT利用によるノートテイキングを通した主体的学習方法の開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 八百幸 大
研究成果概要
本研究は、学習者個人における作成したノートの内容を学習者同士で確認し、ノートの取り方だけではなく、授業内容の見方や考え方の違いを確認して、学習に対する意識付けや学習効果の向上を目指すものである。特に、授業ノートにおいては板書だけでなく口頭で伝えた重要事項も記述するようにすること、復習ノートには授業内容のまとめだけでなく各自の振り返りも記載するように指導した。学習者の反応は良好で、他の学習者のノートの取り方やまとめ方だけではなく、授業中に口頭で説明したことも含めた着眼点の相違を確認することで、授業内容の理解を深めることだけでなく、授業を受ける姿勢が前向きになる傾向が見られた。