表題番号:2017K-333 日付:2018/03/11
研究課題ヴェトナム系アメリカ研究の地政学―トランスパシフィック文化の現在
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 国際教養学部 教授 麻生 享志
研究成果概要

 ヴェトナム戦争終結から40年余りを経た現在、ヴェトナム系難民による複合文化形成の試みを、社会的課題や歴史的背景と照らし合わせながら分析・考察した。

 [現地調査] カリフォルニア州ウェストミンスター市およびサンタアナ市にて、ヴェトナム戦争記念碑のほか、移民にとっての玄関口でもある群庁舎や今でもヴェトナム語が飛び交う商業地区を視察した (20178)

 [研究発表] 89回日本英文学会(2017521日於・静岡大学)シンポジウム『自伝(的)文学と人種・エスニシティ―—フィクションとノンフィクションをつなぐ』において、「記憶と歴史―—ラン・カオの『蓮と嵐』を中心に」を発表した。