表題番号:2017K-315 日付:2018/04/03
研究課題弾性バンドの負担の違いがスクワットの運動学、運動力学的指標に及ぼす影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 樋口 満
(連携研究者) スポーツ科学研究科 博士後期課程 久保 孝史
研究成果概要

目的:本研究では、バーベルを使用したフリーウエイトエクササイズ中にバーベルを素早く挙上しようとした際に生じる減速局面が、負荷の割合が異なる弾性バンドをバーベルに取り付けることによって減少するかを検討することを目的とした。

方法:対象者は①50%1RM(バンド負荷なし)②50%1RM(バンド負荷20%、重り30%)③70%1RM(バンド負荷20%、重り50%)のバンド負荷が異なるバックスクワットをフォースプレート上で行った。

結果:いかなるバンド負荷であっても、挙上動作後半には挙上動作の約30%を減速局面が占めることが明らかになった。