表題番号:2017K-311
日付:2018/03/18
研究課題TAの授業への参与観察に注目した受講学生の授業リフレクションに関する調査と分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 教授 | 保崎 則雄 |
(連携研究者) | 人間科学研究科 | 大学院生 | 藤城晴佳 |
- 研究成果概要
映像制作の授業「Media Production Studies」においてTAが授業に参与観察し、学生のリフレクションを分析した結果、1)映像制作という想像的な学びを行う学習課題によってリフレクションの構成要素の差異、2)フィールドノーツを主とした記述的分析から、学びにおけるリフレクションは、①自己の理解や認識を深める(俯瞰的な)もの、②他者に向けて意見をまとめ発表する(発信型)2種類の目的が存在すること、3)新たなメタ認知的な省察、が明らかになった。加えて、協働学習についての分析で、表現モードごとの相互コミュニケーションが学びのプロセス過程で行われていることが明らかになった。