表題番号:2017K-274
日付:2018/02/19
研究課題再生可能エネルギーの高度利用に向けての実証経済分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 社会科学総合学術院 社会科学部 | 教授 | 鷲津 明由 |
(連携研究者) | 次世代科学技術経済分析研究所 | 招聘研究員 | 中野諭 |
- 研究成果概要
これまでウェブページで公開してきた2005年地域間次世代エネルギーシステム分析用産業連関表(2005地域間IONGES)を,電力広域的運営推進機関(OCCTO)による,電力システム運用上の技術的制約を考慮に入れて改訂した。改訂された2005地域間IONGESについて,地域間送電に関する次の3つの前提の下で3種類の表を作成し,電力システムの広域化の効果を検証した。
ケース1:再生可能エネルギーを地域間送電の対象としない現在の状況
ケース2:再生可能エネルギーが事業用発電と同じ比率で地域間送電される
ケース3:日本全体のグリッドが連携し,全電力が完全に地域間融通される