表題番号:2017K-267 日付:2018/04/09
研究課題高速大容量光インターコネクション用高密度多チャンネル光導波路構成法の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 准教授 高畑 清人
研究成果概要

将来の超高性能AI等で必須となる高速大容量LSIチップ間通信への適用を目的として、並列光インタークネクション用高密度多チャンネルポリマー光導波路について、以下2項目の基礎検討を行った。

1) 高密度化のための多チャネル導波路レイアウトの最適化

1.55 mm帯シングルモード導波路に対して面心正方格子状導波路レイアウトを用いた場合に、チップサイズの1/4のエリアに10,000ch以上の光導波路を配置可能であること確認した。

2)垂直方向の低損失光導波構造の検討

多層光導波路を用いたチップ間接続でキーとなる垂直方向の光導波構造について、クラッド層にも付加的に導波路構造を導入することで大幅な損失改善が見込めることを示した。