表題番号:2017K-251 日付:2018/02/21
研究課題亜硝酸酸化細菌 Nitrospiraのクオラムセンシング機構の解明
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 常田 聡
(連携研究者) ナノ・ライフ創新研究機構 次席研究員 藤谷 拓嗣
研究成果概要
クオラムセンシング(QS)機構は、微生物の細菌密度に依存した活性制御機構である。本研究では、活性汚泥から分離した亜硝酸酸化細菌Nitrospira japonica(NJ1株)のQS機構の特性および活性制御メカニズムを調べた。アシル化ホモセリンラクトン(AHL)合成遺伝子を大腸菌に組み込んで代理発現させた結果、4種類のAHLが検出され、これらのAHLが同株の亜硝酸酸化還元酵素をコードする遺伝子を制御していることが明らかになった。