表題番号:2017K-215
日付:2018/02/27
研究課題腕・体幹を用いた人間の安定動作に基づく人間型ロボットの安定性向上に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 助手 | 大谷 拓也 |
(連携研究者) | 早稲田大学理工学術院 | 教授 | 高西淳夫 |
- 研究成果概要
本研究では,ヒト走行時の上半身運動戦略をヒューマノイドにより検証することで明らかにすることを目的に,ヒト走行時の運動に基づき腕および遊脚を含めて角運動量を補償する制御アルゴリズムの開発を行った.また,跳躍中にのみ用いていた本手法を立脚中にも用いるよう拡張することで,走行中の全期間を通じて安定化を行う制御アルゴリズムとした.提案手法を動力学シミュレーションモデルに実装し有効性を検証したところ,これまでは1秒程度で転倒していたものが,新たな制御アルゴリズムを用いることで4秒間ほど連続的な跳躍を継続できるようになることを確認した.