表題番号:2017K-197 日付:2017/10/27
研究課題乳幼児をめぐる大人の心身状態の顕在化メディア
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 准教授 橋田 朋子
研究成果概要

本研究では,乳幼児を連れた母親が自分自身の行動から自分や子供に向けられた社会の目を客観的に振り返えられるようにするための「乳幼児をめぐる大人の心身状態の顕在化メディア」の基礎検討を進めた.特に音声に着目し,特に母親自身がよく発する言葉として「すみません」を心身状態や時間情報と共に簡易に記録できる仕組みを検討した.具体的にはEasyVR3Arduinoを組み込んでウェアラブルに音声を録音・解析し時間情報と共に記録する機構と,BITalinoを用いた心身状態の記録機構をプロトタイピングした.さらに本研究を使う場所の目安をつけるため,母親が「すみません」と周りに向かって言ってしまう状況について,インタビューを通じて知見を得た.