表題番号:2017K-195 日付:2018/04/09
研究課題多チャンネル高速1bit信号を用いた聴覚ディスプレイにおける音場制御信号処理
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 及川 靖広
研究成果概要
没入型超高精細三次元音場創生システムの構築を行い、その性能を明らかにした。本庄キャンパスに4 MHz高速1bit信号を用いた256ch音場創生システムを構築した。大規模なシステムでの信号の取り扱いが容易な高速1bit信号を用いることにより、広範囲に設置されたスピーカまでデジタル信号のまま多チャンネルの信号を少ないケーブルで伝送可能なフルデジタルシステムを実現した。システムの基本的な性能の評価、遅延和による波面制御とWFSによる波面制御を実施し、どちらの制御手法でもシミュレーション結果に近い波面が確認され、提案システムが三次元音場創生に対して適用可能であることが確認された。