表題番号:2017K-185 日付:2018/03/26
研究課題Webを対象としたプライバシー保護に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 山名 早人
研究成果概要

Webやソーシャルネットワーキングサービスにおいてフェイクニュースをはじめとする間違った情報の拡散が社会問題化している。この問題の発生要因は、(1)利用者自身が故意で間違った情報を流す場合と(2)ID等が乗っ取られて悪意を持つ人にIDが利用されてしまうという2つに分類できる。今年度は、前者についてはWeb情報の収集を開始した。後者については、昨今、スマートデバイスからのネットアクセスが多いことに鑑み、これまで開発してきた「アクティブ認証技術」、すなわちスマートフォン利用時のスワイプパターンから本人であるかどうかをリアルタイムで認識する手法の精度向上を進め、従来手法にタッチ圧力を特徴量として追加し0.83%EERを達成した。