表題番号:2017K-174
日付:2018/04/12
研究課題基本群の量子化の研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 教授 | 村上 順 |
(連携研究者) | ライデン大学 | 講師 | Roland van der VEEN |
(連携研究者) | チューリッヒ連邦工科大学 | 博士研究員 | QIngtao CHEN |
(連携研究者) | 釜山教育大学 | 准教授 | Jinseok CHO |
- 研究成果概要
- 結び目に注目し、本研究の中心的なテーマである基本群の量子化の研究を Roland van der Veen と行った.基本群の SL(2) 表現と呼ばれるものが結び目の補空間の幾何構造と深く関係するものとして詳しく研究されているのであるが、この SL(2) を Majid による組紐型の量子 SL(2) というものに置き換えることで、通常の SL(2) 表現を量子化することができた.さらに、指標多様体と呼ばれる表現全体を表すような空間についても、幾つかの例で量子化することができた.この研究については現在論文執筆中である.