表題番号:2017K-160
日付:2018/04/30
研究課題企業構造の変容が会計制度設計に及ぼす影響に関する実証研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 大学院経営管理研究科 | 教授 | 薄井 彰 |
- 研究成果概要
- 企業の株主配当政策、従業員給付、並びに事業リスクに関するコンフリクトの変化が保守的な会計慣行に及ぼす影響を明らかにした。保守的な会計慣行としては、条件付保守主義(悪い情報を良い情報より早期に公表する会計慣行)と無条件保守主義(自己資本を過大に評価しない会計慣行)を調査した。実証研究の結果、保守的会計が企業のステークホルダーの利害調整に貢献していることが明らかになった。