表題番号:2017K-153
日付:2018/04/02
研究課題責任会計に関する諸概念の再検討
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 商学学術院 商学部 | 助手 | 町田 遼太 |
- 研究成果概要
- 責任会計理論の諸概念を管理会計実践に照らして再検討することを試みた。特に、管理可能性原則(Controllability Principle)、すなわちマネジャーが管理可能な項目と管理不能な項目とを識別し、管理可能な項目のみで業績評価を行うべきであるとする原則と、振替価格の決定や、予算管理における計画・評価など管理可能性原則を遵守するかどうかに関わる管理会計ツールとの関係を検討した。具体的には、①業績管理の利用者の視点における適切な研究方法の選択について考察し、②内部振替価格と管理可能性原則の認知が組織変数に及ぼす影響の仮説を構築した。それらの成果を国内外の学会で報告した。