表題番号:2017K-009
日付:2018/04/12
研究課題省エネ行動における非価格要因の経済分析:構造アプローチと実験アプローチの融合
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 政治経済学術院 政治経済学部 | 教授 | 有村 俊秀 |
(連携研究者) | 商学学術院 | 教授 | 片山東 |
- 研究成果概要
個人の省エネ行動促進における非価格要因の研究を下記のテーマごとに分析した。
まず、企業での省エネ取組が家計の省エネ行動に与える影響については、計量分析を進め、国際学会でも発表した。
省エネの阻害要因として、リバウンドを取り上げた。特に、エコポイント制度のリバウンド効果の計量分析を行った。
スマートメーターがもたらす省エネ効果については、ホテルの顧客を対象に、社会実験を行った。その結果、省エネメッセージと組み合わせることにより、宿泊客が節電に協力してもらえる可能性が示唆された。
また、家庭に対する省エネ情報提供の効果の検証では、情報提供実験の被験者の参加募集を行い、フィールド実験を実施した。